アプリ甲子園2015において、なんと小学6年生で優勝を勝ち取った中馬慎之祐くんを追ってみた!

たむー
株式会社 D2C コンシューマ事業部

2016年1月7日(木)

みなさん、こんにちは。アプリ甲子園 運営担当のたむーです。
今回のアプリ甲子園2015に、優勝賞品のご提供をいただきました株式会社NTTドコモ・ベンチャーズさんが、受賞者である中馬(ちゅうまん)慎之祐くんのアプリに関して、メンタリングの機会をくさださるというので、お邪魔してきました。

そもそも、アプリ甲子園て??特別企業賞って???という方はこちら↓

アプリ甲子園-中高生のためのアプリ大会- https://www.applikoshien.jp/

デジタルハリウッド大学学長の杉山さんと受賞者の中馬慎之祐くん(成蹊小学校6年)

今回、NTTドコモ・ベンチャーズさんからは、優勝賞品として「Nexus5X」をご提供いただいたのですが、それだけではなく、受賞した中馬くんに、事業に対し投資を考える現場の社員さん達が、彼のプレゼンを聞いてメンタリングをしてくださるという貴重な体験をさせていただけるということで、ちょっと行ってきました。

アーク森ビル31階からの眺めはサイコー!

まずは、簡単にこれからの進め方や、会議室などを軽く案内してもらって、いよいよプレゼンをするというお部屋に通されてビックリ。

自転車も置いてありました・・・

やっぱり、今どきの会社は、オシャンティな空間をお持ちのところが多い!定期的にスタートアップの企業や各方面の人々を呼んで、イベントを開催してる場所なんですって。全面ガラス張りなので、四方を見渡せるスペースでした。様々な会社の人が出入りする隣のスペースにはなんと、ビリヤード台もありましたよ!夜な夜なビリヤードをつつく音が深夜にまで響き渡っているとか・・・。どんだけ、仕事してんですか、皆さん・・・と思いつつ、さあ、いよいよプレゼン開始です。

頑張れ中馬くん!

時間になると、オフィスからメンタリングをしてくれる方々がお越しになりました。当初、5名と聞いていたのですが、なんだか、続々と入ってくるではありませんか!みんな、小学6年生が作ったアプリに興味があるということで、お集まりいただいたようです。

さすがの中馬くんも緊張してきたかな???

アプリ甲子園決勝時は、約300人を目の前にして4分間のプレゼンを、ジョブズ顔負けの身振り手振りを交えて行ってもらいました。それはそれで、緊張すると思うんですが、今回は5人の投資家メンバーを目の前にしてプレゼンするんですから、この5人の圧迫感たるや、想像を絶しますよ、こりゃ・・・。

皆様、相手は小学生と思わずに、一起業家として話を聞くと宣言しておりました。

10分間のプレゼンが終了、心なしか、アプリ甲子園決勝時より、元気がなかったようにも感じましたが、後できいたら、やはり相当緊張したとのことでした。

そもそもアプリ甲子園優勝作品「allergy」ってどんなアプリ?

「allergy」とは、世界中の食物アレルギーの人の為のアプリです。9つアレルゲン・8言語対応で、国内でも海外でも外食時に自分のアレルゲンが含まれているかどうか聞くことが出来るんです。このアプリを小学6年生が作ってしまったというんですから、将来が末恐ろしいですよね・・・。作った理由も聞いてまたビックリ。自分自身が卵アレルギーを持っているんですって。家族旅行でパリに行ったときに、向こうの食べ物事情が全くわからず、つらい思いをしたので、アプリ制作を思い立ったそうです。いやー、頭が下がる思いですね。なんでも、統計上は12人に1人の割合でアレルギーを持っているそうですよ。

App Storeでリリースされていますので、ご興味ある方はこちらから↓

さあ、サービスに関する質疑応答が始まりました!

最初はまずみなさん、ニーズがあってよい、身近な問題を解決するところからの発想がすばらしいなど、まあ想定通り、賛辞が多かったのですが・・・中馬くんが「オリンピックの公式アプリになれたら嬉しい」という一言で、一気にディスカッションが加速しました。それなら、日本のアップストアのみの展開ではなく、広げていきたい国でどうプロモーションするか?食文化の違いや宗教(ハラールとか)などと喧嘩にならないようにしないといけない。お店の対応や神となるデータベースを作るのが大きなポイント。最低限の担保を取ったうえで、割り切って使っていくのがいいかもしれない、などなど・・・。
まさに、このアプリに対し、投資家目線でのご意見が飛び交いました。確かにアレルギーって、生死に関わる問題なので、考えれば考えるほど難しいですよね。そこの線引き(ターゲット層)の事にまで言及されていました。

起業家:中馬慎之祐としてNDV投資家5人に聞いておきたい事

では、サービスを拡大していくのに、どうしたらいいのか?そんな質問を中馬くんから投げかけてみました。現状ダウンロード数は500程度なので、取り急ぎは倍の1,000を目標にしてみたいとのこと。この質問がまた、ヒートアップしました・・・。もちろん自分のアプリを多くの人に知ってもらって、ダウンロードしてもらいたいってのはアプリ制作者なら誰しもが思うこと。でも、このアプリって、どうしても分母が決まってきてしまいますよね、アレルギー持ちの人限定っていう・・・。そうなると、よくある拡販施策は、やるべきではありますが、そこにターゲットがいるとは思えません。むしろ、必要に迫っている人に対して効果的に告知することがベスト。じゃあ、そういう人が集まるWebサイトとうまく絡めたらどうか?などなど・・・。今は、アレルギー持ちの人が口コミで拡げてくれているんですって。
全世界を視野に入れているから、これからの時代、海外から来る外国人向け、特に中国、韓国、台湾あたりの人向けに仕掛ける事ができれば、いいのかもしれませんね。お店版アレジーも開発できたらと本人は思っているようなので、そうすると、より一層、親和性が高くなるのでは?とのことでした。
いやはや、なんとも、投資家と対等に会話をしてる小学6年生って何なんでしょう・・・。

キーワードはズバリ、「アレルギー×訪日外国人×旅行」!

将来的には、このアプリを通じて、どのアレルギーが多いのかなどの統計が取れれば、そのデータ販売をもくろんでいるそう・・・ひえぇぇぇぇぇぇぇ。
何度も言いますが、小学6年生ですよ???
私が小6の時なんて、マネタイズとか、起業とか、企業訪問とか・・・そんなこと、何一つ考えたことないですよ・・・。光GENJIを真似して一生懸命ローラースケートの練習をしていた頃ですからね・・・って、あ、歳がバレちゃいますね・・・。

最後にエントランスで記念写真!

皆様お忙しい中、お時間作ってくださり、本当にありがとうございました!

中馬くん自身は、これからやりたい事もたくさんあるので、今後どうなっていくのか、どうしていきたいかは、まだ、本人もわからないと言っていましたが、プログラミングは、今以上に勉強をしていきたいんだそうです。ちなみに、今回のアプリは3か月程度でコードを書き、リジェクトなしの一発OKでストアに乗っけたそうです・・・。ホンマ、末恐ろしい子や~。

みっちり1時間、大変お疲れ様でした。今年もアプリ甲子園2016での活躍期待しています!